12/1 朔日餅


祝日が2回もあった希望の11月が終わり、祝日のない12月がやってきます。
キリスト教が盛んな欧米では、クリスマスを祝日にするという国も少なくはないそうですが、こればかりは国ごとの決まりに則っているので仕方ありませんね。
とはいえ、年末には纏まったお休みがある方も多いかと存じます。年末年始を希望に、寒い12月も頑張って乗り切りましょう。

こんにちは、スタッフのきまたです。
今日で1年も最後の12月になりますが、例年よりも随分と低い気温での月初めになりますね。
私は冬が好きなのでストレスを感じていませんが、寒さが苦手で鬱憤が溜まっている方も多く見えるかと存じます。
そこで今日は、月初めを少し楽しく待てるようになるアイテム、”朔日餅”を紹介いたします。

”朔日餅”、聞きなじみのない言葉だという方もみえると思いますが、
実はこれは東海が三重県 伊勢神宮に本店を構える伊勢名物 赤福さんの、ちょっと特別なお菓子で、
”ついたちもち”と、読みます。

ついたちもち、とは書いて字の如く、月初めの各月1日だけに販売されるお餅を使ったお菓子のことで、そのレパートリーは1月を除いた、全11ヵ月分

元々伊勢には、毎月1日に普段より早く起きて神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」という風習があるそうで、
無事に過ごせた前の1ヶ月を感謝し、これから始まる新しい月の無事を願ってお参りする、というもの。
それで、この朔日餅というのは、その朔日参りをされた方をお迎えする意図で販売されているお餅だそう。

この赤福さんの本店がある伊勢神宮で有名なのがおかげ横丁
昔ながらの木造建築で様々な雑貨屋さんやご飯処が営業をしていることで有名です。
そうしてこのおかげ横丁に軒を連ねる店々のいくつかには、赤福さんと同様に朔日参りという風習を大事にされいる店舗が未だ多く残っており、毎月1日目には早く起きて参拝される方の為に、早くからお店を明けている所も多々あるそうです。

年11回というとそこそこの頻度で販売されているように思えますが、前述したとおりレパートリーは全11ヵ月分。すなわち、11種類があるという事で、例えどれだけある月のお餅を食べたくても、
次にそのお餅に出会えるのはきっかり1年後なのです。

そう思うと、このお餅の希少さがお分かりいただけるでしょうか。
一年にたった一度しか会えない特別なこの”朔日餅”、実は伊勢にある本店だけでなく、名古屋のJRタカシマ屋でも販売されています。
ただし個数には限りがありますので、確実に手に入れたい方は、要予約です。

こういったひと月ごとに何かを待ちわびる楽しみがあれば、憂鬱な月もなんとか乗り切れるのではないでしょうか。
また、ひと月と言わず、お口に合ったお餅がみつかれば、来年まで楽しみが出来ます。
皆様にも、日が過ぎるのを楽しく待てる小さな幸せを持っていただければ幸いです。是非、ご参考までに。