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11/12 蟹

まだまだ秋刀魚が旬真っ只中と思い余裕をこいていたら、いつの間にか蟹を広告する媒体を目にする方が多くなっていました。
秋刀魚と比べると値が張る場合も多いですが、蟹の美味しさは無類です。
去年は蟹の漁獲量がかなり少なく話題になりましたが、今年はどうなるのでしょうか。
現在はあまり幸先が良いとは言えないのが状況だそうですが、これからたくさん獲れる見込みはあるのでしょうか。

こんにちは、スタッフのきまたです。
ビニールハウスや生き物の養殖が盛んになったおかげで、年中季節ものが食べられるようになりつつある現代。
それでも、やはりその時期が旬とされる食べ物を頂かないというのは、嘘ですね。
養殖のお魚も勿論美味しいのですが、やはり厳しい自然を生き抜いて筋肉と脂をしっかりと付けたお魚というのは別格の美味しさがあります。
春先の初鰹や、夏にいただく白身魚。秋の秋刀魚に戻り鰹ときて、大トリの冬に蟹を食べてこそ、四季の国に居る甲斐があると言えるものです。

しかし、前述した通り蟹の漁獲量が減少している近年では蟹の希少価値が高まり、一匹ごとの値段も高騰しています。
それも、これは日本だけの問題にとどまらず、なんと世界規模で蟹の漁獲量が減っているというのです。
その為、輸入品の冷凍蟹にすら高値がついている現状。これは紛れもない蟹インフレ大問題です。

一市民にはどうしたって解決できない問題にはなりますが、とにかく蟹が無事に、市場にそこそこの値段でたくさん出回ってくれる事を祈るばかりです。
皆様も、蟹インフレが早く落ち着くことを願って、残りの冬を過ごしましょう。

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