ほった接骨院・治療院健康・予防
11/21 ヒートショック
息も白む朝が、7時台まで迫ってきました。
そんな朝は布団から抜け出せず暫く苦しまれる方も多いかと存じます。ただ、中には稀に異様な程寝起きの良い方も見えますよね。
一見うらやましい性分にも思えるその潔さですが、実は冬の起き抜けにすぐ布団から出ると危険な事を、皆様はご存じでしょうか。
こんにちは、スタッフのきまたです。
この数日でまたぐっと冷え込んだような気がしましたので、
今回は、冬に発生しやすく、ともすれば死の危険もある”ヒートショック”について、注意喚起をさせていただきます。
ヒートショックとは
平たく言うと、温かい場所から急に寒い場所へ行くと身体がびっくりして血圧が急上昇する現象、及び、それに伴う症状のことを言います。
これは特に入浴時に起こりやすく、冷えた身体に急に熱いシャワーを浴びたり、熱い浴槽に入った際の寒暖差で発生するとされています。
また、これからの時期は室内でも10°を下回る朝が多々ありますよね。
そんな朝、起きてすぐに温まった布団を退け寒い空気に身体を晒してしまった場合、思わず身震いしてしまう程の、急な寒暖差が発生します。
日本人が一度は経験したことのある、辛い朝ですよね。けれど、それが辛い朝で済めばまだ幸いなもの。
急な寒暖差によって、最悪の場合、急逝してしまうこともあるそうです。
ヒートショック、認知度はまだまだ低い現象ですが、日常的に起こる十分怖い現象かと思います。
対策としては、寝起きに急に布団から出ない事。
また、起きる時間までに暖房をかけるなどして、室内を温めておくことなどが挙げられます。
入浴時に起こるヒートショックへの対策としては、冬の帰宅後はお風呂でなく食事を優先し、身体を少し温めてから入浴にすること、などでしょうか。
これからますます寒くなります。
インフルエンザや風邪への対策は勿論、寒さそのものへの対策も忘れないよう、気を付けてお過ごしください。