ブログ

12/15

季節であったり、匂いであったり、場所であったり。
何かにつけて、それに関わる記憶が思い起こされる情緒を、人だけの特権だと思っていました。
けれどよく考えると、これは動物の躾の、最も基本的な手法ですよね。
ある行為をするとご褒美がもらえる。これを情緒と言っていいものか、少し悩ましいところです。

こんにちは、スタッフのきまたです。
今週からまた一層冷え込み、いつ雪が降ってもおかしくない空模様。
私は雪が降ると、甘いぜんざいが食べたくなります。
その理由は、まだ小さかった頃、雪が降った折に近所の子たちと外で遊んでいると、母がお盆にぜんざいを乗せて持ってきてくれた事に起因しているのだと思います。
そうしてこれは、これからどれだけ成長しても変わらない感覚なのだと思います。

懐かしい思い出ではありますが、雪を見るとぜんざいを食べるよう、母に躾けられてしまったとも言えますね。
けれど、悪い気はしないのです。いうなれば、愛ですよね。
してあげたい、という言い方をすると非常に烏滸がましくはありますが、私もいつか、誰かにそんな優しい思い出を作ってあげたいものです。

PAGETOP