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2/11 認知症

以前に比べて暖かくなりましたが、それでもまだまだ冷え込む朝晩が続きますね。                                                                        凍った車の窓ガラスにお湯をかけてからややあって車内へ入ると、一瞬でまたガラスが凍り付いていました。                                                                                                                   大人になってまたひとつ冬が嫌いになりました。はやくブルジョワになって、運転手を雇いたいです。

 

こんにちは、スタッフのきまたです。                                                                                                          上記の理由などで冬は外に出たくない派閥なので、家で映画を観て過ごすのが日課です。                          サブスクリプションが流行する昨今、家にいながら好きな映画が観られるので、いい時代ですよね。                 現代に生まれてよかった。

その中で、昨日観た映画のひとつ「レリック 遺物」という映画を、勝手に紹介したいと思います。                    これは「認知症」をテーマにしたホラー映画ったのですが、考えさせられる所が多くあるものでした。

 

山奥で一人、孤独に余生を過ごす祖母が失踪した場面から映画ははじまります。

警察からその連絡を受けた娘と孫娘が家に行くと、家の中の至るところにメモ書きが。

そこには祖母の字で、自分の名前を確認するような内容。薬を飲み忘れないよう警告するものなどがありました。その後祖母は唐突に帰ってきますがどこか様子がおかしく、唐突に凶暴になったりします。

更に後半にいくにつれて祖母はおかしくなり、ストーリーにホラー要素が加わってくるのですが、それが認知症のせいでおかしくなっているのか、他の理由でおかしくなっているのか。

そこの描き方が非常に曖昧で、現実味がある分、普通のホラー映画とは一線を画した怖さがありました。

 

祖母は元々認知症を疑われていましたが、娘も孫も、本人もそれを受け入れず、病気にきちんと向き合っていなかった。

認知症は病気の一種です。受け入れれば症状を緩和させるためのリハビリや、脳のトレーニングを行う手段があります。

核家族化が進んでいる昨今、高齢の方が一人で住んでいるご家庭が多くあります。確かに働きながら、高齢の親の面倒を見るのは大変かもしれない。

けれど、受け入れて誰かに相談すれば手段はいくつもあること。

そういう現実がもっと知られて欲しいと、考えさせられた映画でした。

後半がめちゃこわホラーなのですが、よければ一度人類皆すべてに観て欲しい映画でした。              眠くなりますが、認知症をテーマにした怖くない映画、ファーザーもおすすめです。お暇があれば、是非に。

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